財産管理等委任契約だけを
締結した場合のデメリット
将来、ご本人の判断能力が低下すると、法定後見を利用することになりますが、手続きに数か月から半年程度かかるので、その間ご本人を十分保護することができません。
制度の概要や契約のポイントなどを詳しくご紹介いたします。将来への不安を和らげる手段の一つとして、信頼できる相手に日常的な財産管理や手続きの代行を任せる財産管理等委任契約が注目されています。判断能力がしっかりしている内に、自らの意思で契約内容を決められることが大きな特長です。預貯金の管理や支払い手続きといった日々の暮らしを支える役割を委任していただけます。